代表ではないあなたが組織のことを語るときに必要な準備

 

代表の顔や言葉が大きな求心力となるNPOのような組織にとって、代表以外が組織のことを語り支援者を得ること、それは組織が大きくなるために必ず通る道です。

 

 

 

NPOで採用広報をしているささくれ桃子(@sasakuremomoko)です。

 

人事採用担当として、今年採用説明会の担当になりました。その中でも事業説明も担当することに。

 

共同代表でもない私が組織の原点や事業を話すとなると、代表が話せば得られる応募者を逃してしまうのではないかという大きなプレッシャーと、参加者から質問に答えられるのかという不安でいっぱいでした。

 

ですが、数回説明会を経験して、手応えのような、心にストンと腹落ちしたような感覚が得られました。

 

まだ採用活動は続きますが、来年のためにも残しておきます。

 


目次

 


 

■ 話す内容は自分が体験していなくてもリアルに感じておく

 

説明会では、事業を始めるきっかけとなった利用者について話します。

 

ストーリーがあると、事業の必要性や、利用者、つまり自分たちの事業を必要としている人(NPOではよく受益者と呼ぶので以後そうします)を理解しやすいのです。

 

ですが、私はそのきっかけとなった受益者との出来事を体験していません。

 

それはおろかずっと採用や広報などのバックオフィスの仕事をしてきたかつ、専門的な支援をする事業なので、受益者と直接関わることもほとんどないのです。

 

代表から聞いたストーリーをそのまま話しても、相手には伝わりません。自分の言葉で話していないからです。

 

ではどうすればいいのか?

 

受益者と同じ境遇にいなくても、どんなことで困っているのか、心を痛めているのか、それをまず想像するんです。

 

あなたも、その組織で働いてる限りは、境遇や状況が違くても、必ず同じ困難や傷ついたことを経験しているはずです。

 

その経験を思い出して、言語化して、自分のものにしっかりしましょう。

 

実際に説明会で話すときも、自分の経験を思い出しながら、受益者のことを話すんです。

 

そうすると、代表から聞いたストーリーだとしてもリアルに自分の言葉で話すことができます。

 

 

■ 自分がなぜ、この仕事を、ここでやっているのかを言語化して、説明会でも話す

 

私は前述のように直接支援する人ではありません。これまでもそういった経験はありませんでした。

 

説明会の参加者は、現場で支援する人たちです。

 

それなのに、受益者のことを、組織のことを話すのに後ろめたさを感じてました。

 

それは必ず参加者にも伝わります。

 

その後ろめたさを払拭するために、あなたがなぜその仕事を、なぜこの組織でやっているのか、言語化しましょう。

 

私の場合、広報やっている理由と所属している組織で働いてる理由は違うんです。

 

言語化すると、自分はここで働いていていいんだ、堂々と受益者のことを話していいんだ、という自信がつきます。

 

説明会では、自己紹介のときに広報をやっているベースの経験を、説明の締めでここで働いてベースの経験をお話ししました。

 

ちなみにこのパートは、話す要点を整理するのみで、話すことに慣れすぎてセリフっぽくなるのがいやで、練習のときは話さなさないようにしています。

 

 

■ ここまできたら気持ちをつくるのみ!

 

それでも説明会はイヤでした…。

 

1週間前になるとそわそわして仕事に手がつかない。

 

そんなとき気持ちの切り替えができたのは「代表が話したから応募してくる人もいれば、あなたが話したからこそ応募してくれる人もいるんだよ!」という言葉。

 

これで吹っ切れました笑

 

今でも不安になることはありますが、この言葉でいつも通りに引き戻されます。

 

■ おわりに

説明会で事業説明をする、となったとき、広報としてここで挑戦しよう!!と意気込んだのですが、追いつめられて会社を休んでしまったこともありました(笑)

 

それでもここまできて、手応えを感じることができたのは大きな収穫でした。

 

まだ説明会はあるので、今度は参加者の方々により目を配ってコミュニケーションをとるように頑張りたいと思います。

 

来年度の入社式が今から楽しみです!

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